グラディウス5.5mmレビュー ~親子ハンター出猟日記~

 

2018年1月某日、透き通る空気の中、Kさんは野池にたまるコガモの群れに向けてグラディウス5.5mmを構えます。

「パシュッ!」という空を切り裂く音、一斉に舞い上がるコガモの群れ、息をひそめたまま次弾を装填して、舞い戻ってきたコガモの一団に追い矢を掛ける。流れるような銃さばきで2羽のコガモを仕留めたKさん。その隣で息をのんで身を潜めていた子供たちは真剣なまなざしで、2つの命を”いただく”瞬間を眺めていました。

●長時間構えていても疲れないバランスの良さが最大の魅力

これまでガスカートリッジ式エアライフル・HOWA55Gを所持していたKさん。今季、プレチャージ式エアライフル・グラディウス5.5mmに乗り換えて、その操作性の良さに驚かされたと言います。

 

「グラディウスのサイドレバーはスコープを覗いたままでも操作がしやすく、コガモのような数撃ちができるターゲットに特に効果的だと思います。」

 

 

「それと、ブルパップスタイルはやっぱり扱いやすいですね!特にカモフラージュテントを使ったキジバトの待ち猟では、獲物に気が付かれないようにゆっくりと照準を付けることができます。また銃身がテントから出すぎないところも気に入ってますよ。」

 


●精度は申し分ないが、ペレットとの相性に注意が必要

グラディウス5.5mmを使ってみて、気になる点はないか伺いました。

 

「銃の精度自体は問題ないのですが、相性の悪いペレットがいくつかありました。精度が良かったのはディアブロ・バラクーダーと韓国製のペレットです。どちらも重量があるタイプですね。ただ同じく重量タイプのディアブロ・EXACTのジャンボモンスターはダメでした。ハッサンの純正ペレットも試してみましたが、パワーレベルを低く設定していたら精度が出ますが、パワーレベルが高いとバラけました。ペレットとパワーレベルの相性は今後調査が必要だと思います。あと気になる点としては、付属品のガンケースとスリングがチープなことですね。”オマケ”だとはいっても、もう少しマシかと思ってた(笑)」

●子供と一緒に楽しめるのがエアライフルハンティング

猟期11年目のKさんが感じるエアライフルハンティングの魅力の一つに『子供たちも連れてこれること』があると言います。

 

「週末はグループで大物猟をやってますが、山に入る猟は危険すぎて子供たちを連れていけません。しかしエアライフル猟であれば流れ弾の危険性もほぼ無いし、比較的近場の池や空き地で猟を楽しむことができます。決して『食育』だとか大層な考えはありませんが、目の前で仕留めた獲物を食べることや、時には半矢の獲物を〆させてみることは、子供たちにとって貴重な経験になると思います。」

●「いただきます」の意味がわかりました。

この日、2羽のコガモと1羽のヒドリガモを仕留めたKさん。後日、料理の写真と一緒に、子供たちの書いた日記のお写真をいただきました。普段何気なく口にしている「いただきます」という言葉、ハンティングはその意味を知ることができる数少ない体験なのかもしれません。